お世話になった人

おはようございます。
今日はお世話になった恩人の話を。
その方は中学生から高校卒業までお世話になった自宅の近くに住んでたおじさん。
相談員の仕事をされてました。
おふくろとうまくいっていない私を家に招いて、会うや否や手を差し出して固く握手。
暖かく柔らかい手でした。
そのおじさんの家は子供たちに解放していて、
何をしてもいいし、何もしなくてもいい
というのがポリシーでした。
私はおじさんのお宅に入り浸るようになりました。
ある時おじさんが
君は真面目なんだ、だがわるいことに上にクソがつくんだ
なんて笑いながらいいました。
たしかに融通が効かないところがある私は
そうなのかな
と思ったものです。
ある時おじさんに
なんでここまで人のために仕事されるんですか?
と聞いたことがあります。
おじさんは、
僕はね、キリスト教を信じちゃいないが、死んだら神様のそばに行けたらいいなと思ってこういうことをやっているんだよ
と言われました。
おじさんの奥さんも子供はいませんでしたが、おじさんを助けておじさんが気分良く仕事できるようにアシストしてました。
ある時おじさんに
奥様すごいですね きちんと何も言わずについてきてアシストしてくれるんですから
と冗談ぽくいったら
ほんとに家内には感謝してるんだよ
としみじみ言われました。
おじさんは狭心症の持病を持ってました。
ある冬自宅の電話が鳴りました。
おふくろが出ましたが、電話を切ったあとおじさんが亡くなったことを告げられました。
バイクを飛ばしておじさんの家にいきました。
おじさんは静かな顔で横たわってました。
おじさんのお葬式は無宗教で行われました。
白いお花を献花した時おじさんとの握手が思い出されました。
自宅に帰った時お浄めの塩はふりませんでした。
おじさんの霊が出てきてくれて話せたらいいな、と思ったからです。
その後おじさんの自宅は区の施設となりました。
おじさんの遺言で、
みんなに使って欲しい
というものがあったからです。
今おじさんの家の後にはデイサービスが立っています。
そのデイサービスの前を通る時、おじさんの顔が思い出されます。
あれから30年以上が経ちました。
嫁にもおじさんの話をしたら
一度お会いしてみたかった
と話してました。
しかしおじさんは自分の後ろから嫁を見ていてくれる気がします。
おじさんは
せっかく縁あって一緒になったんだから長く一緒に仲良く過ごしたなさい
と言ってくれてるような気がします。
教会でお祈りするとき、おじさんを思い出します。
そして死んだら神様のそばにいけるようにと言ったおじさんに褒めてもらえるように生きていかなくてはと心より思います。


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